酒蔵

自家田で作った酒米を使用する「岡村酒造場(兵庫県三田市)」古代米の商品も

岡村酒造場(兵庫県三田市)は、日本酒造りに必要な酒米を、以前は近くの農家に委託して生産していたが、2016年からは同社が保有する水田(自家田)で作っている。古い種類の米(古代米)である赤米も生産しており、この赤米を用いた酒造りも行っている。
酒蔵

酒蔵の売店でしか販売しない隠し酒「神結酒造(兵庫県加東市)」1-3月には酒蔵見学が可能

結酒造(兵庫県加東市)は、販売ルートに乗せずに、酒米の山田錦の中でもやや品質の劣るものを使い、化粧箱なども造らず、酒蔵に併設した売店だけで販売することで価格を抑えた日本酒を持つ。「女将の隠し酒」がそれで、飲食店からの仕入れ要求にも応じない。
酒蔵

京料理や懐石料理などとの相性を重視する「山本本家(京都市)」少し辛口な後味が特徴

山本本家(京都市)は、京料理や懐石料理などの和食との相性を重視した日本酒造りに取り組んでおり、食べ物のおいしさを引き立てる食中酒を目指している。「松の翠」は、茶道流派の一つである表千家の茶事で使われており、懐石料理に合うよう少し辛口に仕上げてある。

日本酒のうんちくなどをまとめた「日本酒好きとの会話が盛り上がる!ツウになる!日本酒の教本」

日本酒にまつわるうんちくをはじめ、日本酒の造り方、日本酒の種類、料理との相性、飲んでおきたい日本酒の銘柄、各地の地酒の特徴、日本酒の健康と美容などをまとめた。テイスティングシートも用意されており、すぐにでもテイスティングを試すことができる。

日本酒は大陸から伝わったものではないことを証明した「日本酒の世界」

日本酒は大陸から入ってきた技術で造られたのか、それとも日本独自の技術で造られたのか。決着のついていないこの問題に筆者は二つの実験を基に、その答えに迫ったのが本書。二つの実験から、日本酒は「日本の独創物である」と結論づけた。

ペアリングの黄金ルール6カ条「おうちでかんたん 日本酒×おつまみ 極上ペアリング」

日本酒と料理の両方のおいしさを引き立てる「ペアリング」には黄金のルールがあり、ペアリング6カ条としてまとめてある。味の濃淡を合わせることや、香りの要素を合わせることなどがそれで、マスターすれば料理も日本酒も特徴が生かされ、「おいしさが2倍になる」という。

日本全国 日本酒でめぐる酒蔵&ちょこっと御朱印 東日本編、西日本編

「酒蔵めぐりは唯一無二、郷土の美酒に出会う旅」こんな書き出しで始まる本書は、日本全国の200近い酒蔵を紹介しており、合わせて書名にある通り酒蔵の近くにある神社を「ちょこっと」紹介してある。

日本酒を知らないと恥ずかしい時代に「ビジネスエリートが知っている教養としての日本酒」

外国人が注目する日本酒について、教養として学ぼうとする日本人が増えきたという。著者は長年、飲料に関するコンサルタントを行っており、ビジネスパーソンとして、どのように日本酒を楽しめばよいかという視点で、日本酒の現状や日本酒の造り方、日本酒の歴史などをまとめた。

全国各地の銘酒600種を紹介した「全国の日本酒大図鑑」

北海道から沖縄まで日本全国の日本酒の銘酒を探し出し1冊にまとめた。だれもが納得する定番の日本酒から、通好みのものまで約600本が紹介されている。2016年に出版した『全国の日本酒大図鑑「東日本編」』と『全国の日本酒大図鑑「西日本編」』を再編集した。

若者向けの入門書として支持を得る「知識ゼロからの日本酒入門」

「だまされたと思って飲んでみて」。若者の日本酒離れが言われるようになって久しい。著者はそうした状況を憂い、このように呼びかける。一度でも飲んでみると「日本酒好きにしてみせる」と自信満々だ。