日本盛（兵庫県西宮市）は「もっと、美味しく、美しく。」をスローガンとして掲げる。
日本酒で「もっと美味しい毎日」を作るほか、化粧品や健康食品で「もっと美しい明日」を、食品で「もっと楽しい一日」を作るというのだ。
ガラス製酒器などの制作体験も
その日本酒は丹波杜氏の伝統の技と、最新の醸造技術を融合して作り上げており、フラッグシップとなるのが純米吟醸酒の「惣花」。酒米を55％まで磨き、独自の惣花酵母を用いて、甘、酸、辛、苦、渋の五味を調和させて作り上げた。
このほかにも毎日、飲める普通酒や、糖質とプリンを取り除いた「日本盛 糖質ゼロ プリン体ゼロ」など美味しさと健康にこだわった酒造りを行っているという。
化粧品では「米ぬか美人」ブランドのメイク落としや洗顔クリーム、化粧水などを、食品では130種類の植物を素材が持つ酵素だけで2年間熟成させ、同社の酒粕由来の乳酸菌などを加えた「植物生まれの酵素」などを揃えている。
さらに酒蔵通り煉瓦館では、日本酒に合う料理を提供するレストランの運営や、日本酒にあう酒肴や、米ぬか美人などの化粧品の販売をはじめ、館内にあるガラス工房では、酒器や食器などの制作作業の見学やガラス器造りを体験することできる。
同社では２月に、この酒蔵通り煉瓦館と、隣接する本社工場敷地内で「日本盛新酒蔵開き」を開催しており、蔵開きでしか飲むことができない限定酒をはじめとした有料の試飲や酒蔵見学、自家製粕汁の販売などを行っている。
