日本酒のうんちくなどをまとめた「日本酒好きとの会話が盛り上がる!ツウになる!日本酒の教本」

酒という漢字はどのようにしてできたのか。つくりの酉(とり)は酒壺を表す象形文字で、これに液体を表す「さんずい」がついて、酒の文字になった。

酉は十二支の10番目であり、酒造りを始めるのが10月ごろであることから、1960年代半ばまでは10月から翌年の9月までが酒造年度(Brewery Year=ブルワリーイヤー、現在は7月から翌年6月まで)とされていた。こうしたことを踏まえ、10月1日が日本酒の日になった。

こんな日本酒にまつわるうんちくをはじめ、日本酒の造り方(第Ⅰ部:酒造りツウになろう!)、日本酒の種類、料理との相性(第Ⅱ部:味わいツウになろう!)、飲んでおきたい日本酒の銘柄、各地の地酒の特徴(第Ⅲ部:銘柄ツウになろう!)、日本酒の健康と美容(第Ⅳ部:日本酒のウンチク)などをまとめたのが本書。

Ⅳ部の日本酒のテイスティングを知ろう!ではテイスティングの方法の説明と合わせてテイスティングシートもあり、すぐにでもテイスティングを試すことができる。

友田晶子著、秀和システム刊

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