日本酒と料理の両方のおいしさを引き立てる「ペアリング」には黄金のルールがあり、ペアリング6カ条としてまとめてある。
味の濃淡を合わせることや、香りの要素を合わせることなどがそれで、六つのルールをマスターすれば、料理も日本酒も特徴が生かされ、「おいしさが2倍になる」という。
まずはマンガで、日本酒初心者の女性「上戸サキ」が、日本酒と料理のペアリングに詳しい飲食店経営者の「かおりママ」から手ほどきを受けるシーンから始まる。
その後、日本酒の造り方を紹介したあと、フルーティタイプ、軽快タイプ、旨口タイプ、熟成タイプ、スパークリング清酒の5種類の日本酒ごとに、相性の良い料理が数種類紹介されている。調理にかかる時間は10分から20分ほどのものが多く、簡単に作れるように工夫してある。
葉石かおり監修、マイナビ出版刊