日本酒=和食だけではもったいないなど、常識を覆す「もっと好きになる日本酒選びの教科書」

『日本酒に「辛口」はない!』『お米の品種とお酒の味は関係ない? 』『「純米」の方がおいしいというのは間違い』『「日本酒=和食だけ」だなんてもったいない』など、刺激的な言葉から始まる。

これらは著者が10項目からなる日本酒の新常識として挙げた内容の一部だ。カメラマンとして活動するかたわら独学で日本酒を学び、書籍にまとめ上げた。

書名の通り日本酒を選ぶ際の参考になるように、「自身の好みは何なのか」「おいしい日本酒の飲める飲食店の探し方」「おいしい日本酒の販売店の見つけ方」「家飲みの注意点」などを独自の経験やノウハウを基に解説している。

巻末には数ある酒の中で日本酒はどのような位置にあるのか、日本酒はどのように造るのか、酒米にはどのような種類があるのかなど、日本酒の基礎的な知識にも言及した。

多くのイラストを用いており、気楽に読み進むことができる。これから日本酒を試してみようとする初心者にぴったりだ。

竹口敏樹監修、ナツメ社刊

【取寄品】【取寄時、納期1~2週間】もっと好きになる日本酒選びの教科書 楽天で購入